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【corin08巻頭特集】「康生の和」まちの和に関する、歴史・グッズ・スポット・産業

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corin08巻頭特集「康生の和」

 突然だが、昭和の30年頃、康生の街に小学校や警察署や検察庁、刑務所まであったことをご存じだろうか? 恥ずかしながら、筆者がそれを知ったのはつい最近のこと。これも岡崎はおろか康生地区で暮らすものにとっても忘れられつつある街の記憶の一つだろう。元来、人の記憶、街の風景は風化される運命にある。街は生き物であり、変化し続ける流動体のようなもの。誰かが語らなければ、バトンを渡す努力を怠った瞬間に、その記憶、出来事自体はやがて無いものになる。
 今回の特集は「康生の和」。 企画内容を考えるにあたり、真っ先に考えたこと。それは「この街で先人たちが何を想い、何を大切にしてきたのか?」ということ。 現代に生きる我々はその思いを大切にできているのだろうか? 
  目先の便利さや快適さ、生産性の名のもとに、元来受け継ぐべき大切なものをないがしろにしていないだろうか? 歴史は常にその現状を問いかける。   「食」「商業・文化」「名所旧跡」「地域のお祭り」など、康生に眠る文化的な資産。すでにこれらの多くは人々の記憶の中に埋もれている。後世に語り継ぐためには、消えかかろうとする微かな灯に心を寄せ、埋もれ行く街の記憶を掘り起こす作業が必要だ。  岡崎の地に生まれ、康生の街で育った呉服屋(=元新聞記者)が、そのルーツ、原風景を探し、掘り下げるぶらり旅に出かけた。今回の特集はその一部顛末を残した街の記録である。
文責 植田 浩一郎 写真 鈴木 治
参考文献 「岡崎市史」(岡崎市編纂) 「連尺町物語」(連尺通町内会編纂) 「一歩ずつ30年」(岡崎呉服協同組合) 「連尺今むかし」(連尺小学校編纂)


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☞康生と商いの歴史東海道宿場町岡崎宿二七曲がり街道

 東海道の中でも三番目に規模の大きい宿場町として栄えた岡崎宿周辺は「岡崎の二十七曲がり」と呼ばれ、屈折の多い町並みの長さでも有名。
 これは城までの距離を延ばして防衛上有利にする為のもので、現在でも市内のあちこちにその痕跡を示す記念碑が残っている。外敵には城本丸までの距離を長くし、味方には間道を整備することで、城に戻るまでの距離を短縮化させる先人の確かな知恵があった。この街道沿いにはかつてにぎわった東海道の面影が随所に見ることができる…

【corin07掲載】corinを支える人々③「まちのファンとして、corinを届けたい!」(天野めぐみさん)

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☞まちのファンとして、「corin」を届けたい!!★お話:天野めぐみさん
ブティック中屋の店主であり、篭田商店街の会長も務める天野めぐみさん。精力的にまちづくり活動に関わる中、まちガイドcorinをいろんな人に配って届けてくれている商店主の一人でもある。その活動について、お話を伺ってみた。
☞関わる人の心に、「パッ」と花咲く瞬間を見たくて。「自分とまちの境目って、なんだろう…」
そう考え始めると、とても曖昧で不思議な感覚に陥ります。
家族というグループも自分。お店もそこに来てくれるお客様も、自分が関係したり影響を与え合う場です。
私が嫁いできて、まだ知り合いもほとんどいない頃に、ママ友と知り合うきっかけになった籠田公園という場も、すっかり自分のアイデンティティの一部。
そして、その籠田公園を中心に据えたこのまちで、私は商売をし、人とつながり、暮らしている。

なんだか、まるで自分がまちと一体化しているような不思議な感覚を覚えます。だからこそ、自分の居場所であるこのまちと、そこにいるみんなで共に良くなることは、ごく当たり前の事であり、私自身のライフワークなんだと思います。


籠田公園の青空クリエイターズフェスタ、芝生を敷く緑地化活動、籠田公園でのお月見の会やピクニック…
これまで色んなまちづくり活動に携わってきました。大きい成果を見られがちですが、自分としては、目の前にいる人と一つ一つ試行錯誤しているうちに、いつの間にか助けられていたり、広がっていたり。人とのつながりやタイミングの不思議さに、いまだに興味が尽きません。


お店で、お客様が自分の魅力に気付く瞬間、「パッ」と心に花が咲きます。イベントを開催すると、「康生が賑やかになった」とまちの人の心に「パッ」と花が咲きます。
自分が何かの形で関わった人の心に「花」が咲く瞬間を、こんなに嬉しく感じてしまうのも、自分と周り、お店やまちに境目がないからかもしれませんね。



corinは、そんな自分自身ともいえる「康生のまち」を、色々知ることができる冊子です。自分が読んで楽しいし、こんなにステキなまちなんだって思えるから、「いいとこなんだよ~」ってみんなに自慢したい。
だからたくさん配っているという単純な理由です。
corinを通して、自分みたいなまちのファンが、これからたくさん増えると嬉しいですね!


プロフィール「天野めぐみさん」 あまの・めぐみ●横浜市出身…

【corin07掲載】まちの活動file.02「よみがえる緑。籠田公園の秘密」

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☞よみがえる緑。籠田公園の秘密【籠田公園緑化活動/岡崎市公園愛護会かごめ組さん】まちのど真ん中に広がる、緑の広場。そこには遊具で遊ぶ子どもと、それを見守るお母さんたち。そして、その風景に目を細めるおじいさんやおばあさん。この緑あふれ、優しい時間が流れる籠田公園を守るため、裏で支え続けた人々のドラマがありました。

☞砂と土ぼこりの、痩せた籠田公園豊かな芝生、ベンチに木漏れ陽落とす木々。籠田公園と聞くと「緑色」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
ところがこの公園、10年も前に遡ると、砂と土が広がる「土色」の場所だったのです。籠田公園が緑の公園に変わるまで、実は様々なドラマがありました。今回は、その地道な緑地化運動を支えた立役者「岡崎市公園愛護会かごめ組」の代表、天野めぐみさんにお話を伺ってきました。
痩せた土の公園だったころの籠田公園は、一時期、整備不要の「全天候型地面」にしては、という提案が出ていました。テニスコートのような人工的な地面です。
でもそれではあまりに冷たい。土の感触も、緑の匂いもしない公園になってしまったら、人が集う温かなイメージが損なわれてしまう。めぐみさんは自分に何ができるのか必死で考えながら、毎日、公園のゴミを拾い続けました。
☞クリエイターとのイベントで、緑の芝生公園が現実に籠田公園に芝生を敷いて、緑あふれる公園にしよう!
2009年、かごめ組は実現に向けて動き出しました。公園内でクリエイターイベントを開催し、ブース出店料を芝生購入の資金にするために「青空クリエイターズフェスタ」を企画。30店舗の出店に対し、1000人の来場者が訪れるという大反響ぶり。
その後、毎年の開催の中で、出店も来場者も増えていき、マックス150店舗、来場者8000人を呼ぶ一大イベントに成長し、康生をにぎやかしました。

【青空クリエイターズフェスタ】
まちに賑わいをもたらした籠田公園の一大イベント「青空クリエイターズフェスタ」。質の高いクリエイターを誘致することで、大成功をおさめた。毎年、出店希望者は増え続け、連尺通も通行止めにして出店ブースを拡大。クリエイターの卵たちにお店を出してもらうことで、空き店舗に出店するきっかけになれば、という思いもあったそう。

そんな中、当時の岡崎市長に公園を使わせてくれた感謝を伝えに行ったかごめ組。それがきっかけで、活動が街へにぎわいをもたらした実…