【corin07掲載】まちの活動file.02「よみがえる緑。籠田公園の秘密」




☞よみがえる緑。籠田公園の秘密

【籠田公園緑化活動/岡崎市公園愛護会かごめ組さん】

まちのど真ん中に広がる、緑の広場。そこには遊具で遊ぶ子どもと、それを見守るお母さんたち。そして、その風景に目を細めるおじいさんやおばあさん。この緑あふれ、優しい時間が流れる籠田公園を守るため、裏で支え続けた人々のドラマがありました。


☞砂と土ぼこりの、痩せた籠田公園

かごめ組の朝は早い。芝刈り、水やりに落ち葉拾いなどのボランティアで美化を保っている。
豊かな芝生、ベンチに木漏れ陽落とす木々。籠田公園と聞くと「緑色」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
ところがこの公園、10年も前に遡ると、砂と土が広がる「土色」の場所だったのです。籠田公園が緑の公園に変わるまで、実は様々なドラマがありました。今回は、その地道な緑地化運動を支えた立役者「岡崎市公園愛護会かごめ組」の代表、天野めぐみさんにお話を伺ってきました。
かごめ組のTシャツも!
痩せた土の公園だったころの籠田公園は、一時期、整備不要の「全天候型地面」にしては、という提案が出ていました。テニスコートのような人工的な地面です。
でもそれではあまりに冷たい。土の感触も、緑の匂いもしない公園になってしまったら、人が集う温かなイメージが損なわれてしまう。めぐみさんは自分に何ができるのか必死で考えながら、毎日、公園のゴミを拾い続けました。

クリエイターとのイベントで、緑の芝生公園が現実に

青空クリエイターズフェスタの会場
籠田公園に芝生を敷いて、緑あふれる公園にしよう!
2009年、かごめ組は実現に向けて動き出しました。公園内でクリエイターイベントを開催し、ブース出店料を芝生購入の資金にするために「青空クリエイターズフェスタ」を企画。30店舗の出店に対し、1000人の来場者が訪れるという大反響ぶり。
その後、毎年の開催の中で、出店も来場者も増えていき、マックス150店舗、来場者8000人を呼ぶ一大イベントに成長し、康生をにぎやかしました。

【青空クリエイターズフェスタ】
まちに賑わいをもたらした籠田公園の一大イベント「青空クリエイターズフェスタ」。質の高いクリエイターを誘致することで、大成功をおさめた。毎年、出店希望者は増え続け、連尺通も通行止めにして出店ブースを拡大。クリエイターの卵たちにお店を出してもらうことで、空き店舗に出店するきっかけになれば、という思いもあったそう。

様々なクリエイターの手作り雑貨などが並んだ
そんな中、当時の岡崎市長に公園を使わせてくれた感謝を伝えに行ったかごめ組。それがきっかけで、活動が街へにぎわいをもたらした実績を認められ、籠田公園緑地化が大きく動き出したのです。
まず、芝生の苗を購入する資金、痩せた土地の土壌改善する資金、実際に芝生を植える際に造園業者に入ってもらうための資金などを、県の補助金で賄うことが出来る事になりました。
実際のところ、青空クリエイターズフェスタで得られる収入はわずかだったため、初めて芝生の苗を買えたのは2011年。補助金が出た年の事でした。
そこから5年間かけて、少しずつ、少しずつ、芝生を敷いていき、2015年、ついに完成。
籠田公園は、みごと緑の公園として蘇りました。そして、街を賑やかにした一大イベントも、7年の歩みに幕を下ろしたのです。

かごめ組リーダーの天野さんが出店した八丁味噌のスープスタンド


籠田公園は集い繋げる街の架け橋に


かつて、岡崎に嫁いできた時に、家族以外に知り合いのない土地にポツンと一人きり。居場所を持てずに、寂しい思いをしていためぐみさんに、この公園はママ友を始めとした、人との繋がりを作るきっかけをくれたといいます。
これから大規模な改修工事が入る籠田公園。
どんな形であったとしても、人が集い、つながる場として、温かな場所であってくれたら嬉しいと、めぐみさんは語ってくれました。
かごめ組として、今後も公園の美化活動を続け、公園を見守っていきたい。と同時に、籠田公園は、この街に暮らす人々や子どもたちを、ずっと見守り続けてくれる大きな存在なんです、と。
康生の中心で豊かな緑をたたえ、人の架け橋として愛されている籠田公園。
その影には、美化活動を通して公園を見守り続ける、かごめ組の献身がありました。


【かごめ組の活動は、誰でも参加できるよ♪】
週2回、第2・4土曜日の8時に集まっている。公園の改修工事のため、8月~3月は活動を休止するが、来年4月からは再開予定。興味ある人は、参加してみよう!

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corin vol.07(夏号)の巻頭特集に掲載 *2018.7.15発行

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