【corin9掲載】「corinを支える人々」今回は、街の画材屋、彩雲堂の山田将裕さんをご紹介!




きっかけ作りはまちの外・店内と、両輪が大切。


お話:山田 将裕さん
corinの冊子を岡崎市周辺の学校に、精力的に配布協力してくれているのが、康生の老舗画材店「彩雲堂」さんである。
どんな思いで、corinを配ってくれているのか、今の時代、画材店の経営について何が大切なのかなど、気になる事を聞いてみた。

地元密着だからこそ広い視野で来街の種をまくことも重要


 どこもそうかと思いますが、画材業界は一昔前とはかなりシェアが変化し、昔のやり方がだんだんと通じなくなってきているのを感じます。バブルの頃は、商品を置いているだけで飛ぶように売れましたが、今は商品一つ一つの価値を発信することの大切さや、画材に触れるハードルを下げて、絵の世界の面白さに触れるきっかけ作りを考えるなど、お客様の心の中に楽しさや価値を見出してもらう仕掛け作りをする必要があります。


 僕は老舗画材店「彩雲堂」の長男として誕生し、お店を継ぐのを当然の事として育ってきました。ここは他の画材店とは少し違っていて、絵画教室・画材店・額縁店・ギャラリーがジョイントしていて、絵画の世界に全方向の窓口を持つコンセプトビルディングになっています。教室で絵をかき、足りなくなったら店で画材を購入し、完成したら額縁を選び、ギャラリーで展示も出来る。この一連強みでもあります。


 現在のこの形を作りあげたのは、僕の祖母でした。彼女は非常にこの仕事に対して想いのある人で、ただの画材やとして一部を担うのではなく、いかに利用者の生活と「彩雲堂」を密接に近づけるかに焦点を絞って現在のコンセプトビルを実現しました。絵画教室も充実しており、洋画、水彩、日本画、パステルにデッサン、美大受験まで、利用者のニーズに合わせて対応しています。


 冒頭で話しましたが、今も時代が変わりつつあり、こうした祖母のような柔軟さが非常に重視される転換期にあると思います。また、長いスパンで後に続くお客様を育てるための種まきなど、幅広い視野と戦略が重要であると感じています。
 実はcorinの配布協力に積極的に関わっているのも、そうした理由がひとつにあります。うちのお店は高校や大学、専門学校と取引があるので、ついでといっては何ですが、若い世代が集まる場所にcorinを紹介したり設置することで康生への来街のきっかけ作りになればと思っています。


☞プロフィール 山田 将裕さん


やまだ・まさひろ●愛知県出身。大学卒業後、岡崎を出て大阪の画材メーカーにて修行。その後、名古屋の額縁メーカーで学び、彩雲堂を継ぐために岡崎へ戻る。曾祖父が昭和21年に創業した彩雲堂は今年で72年の老舗画材店。生まれた時から彩雲堂で育ち、当たり前のようにお店を継ぐと決めていた。新しい時代の荒波にもまれながら、地元密着型の画材店としてのあり方を探る。


◆子ども時代
子どもの頃はやんちゃで、スポーツ好き
画材店の息子という環境から、当然お絵かき教室で絵を習うが、興味はもっぱらソフトボール。小さな頃の夢は、野球選手だった。

◆彩雲堂の経営を始める
画材の修業を経て、彩雲堂の主に就任
現在の彩雲堂の形を作りあげた祖母に、お店を継いで欲しいと言われ、画材店としての経営やノウハウを修業したのち、一国一城の主に。

◆これからの挑戦
時代は移り変わっており、画材をただ置くだけでは経営が成り立たないのが事実です。老舗としてこの地で長く商いをしているので、より地元密着に焦点を当て、手軽に画材を試せるスペースを設けるなど、人に楽しんでもらえる店づくりをしていきたいです。


彩雲堂(画材・額縁・各種教室)

彩雲堂ビル3階「絵画教室プログラム」

洋画・日本画・デッサンに美大受験。欲しいニーズに応える「絵画教室」
普通、絵画教室は1種類しか選べないのに対して、彩雲堂の絵画教室は色んな中からチョイス可能です。初めての油画入門キッドには、教室の無料体験チケットが付いたり、洋画教室の中でもパステルが出来たりと、その人の細やかなニーズに合わせて対応してくれるのが魅力。ぜひ、気軽にアートの世界に触れてみて。

ギャラリー紹介


併設のギャラリーは、気軽に借りることが出来る。絵画や造形作品の展示だけではなく、服飾の展示会や会議室など、相談次第で色んな使い方が出来るのも魅力。
問合せ:0564-21-4844

付帯設備:給湯室有、冷蔵庫有、湯呑・急須など使用無料
使用時間:10:00~18:00(最終日16:00まで)

使用料金:6日間(火曜日~日曜日)¥21,600(税込)

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corin vol.09(冬号)に掲載 *2019.1.15発行

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